30歳を超えて、35歳も近くなってくると体力がついて来ないのを感じるようになる。
もう少し身体の疲れがなくなれば、次の休みには新しいことをもっとできるかもしれない。
日中は消化の時間。アクティブに好きなことをしたい分、エネルギーを補給しておきたい。
お昼ごはんを食べてから、夜までの日中時間は、何かと頭と身体をフルで使っていることが多いですよね。会社員なら、営業回りや商談、プレゼン、会議、資料作りなど。
フリーランスで在宅ワークが多い人は、デスクワークで同じ姿勢が続く。休みがないから、つい夢中になって休憩を忘れることも多い。
主婦なら、家族みんなの膨大な洗濯物に骨が折れ、掃除をしたら、あっというまに子供が帰ってくる時間。すぐに夕食の買い物の支度。
休みの日は、せっかくだから!とショッピングに出かけたり美容院に行ったり、旅行に行くこともあるでしょう。
私たちの身体のサイクルは、朝の4時~正午12時までは排泄の時間、その後の12時から20時までは消化の時間。
主な食事摂取をしてエネルギーの補給をして、しっかり消化する必要があるんです。
アクティブに身体を使っていたら、当然栄養を欲するもの。
仕事だけでなく、休みの日の楽しみな時間のためにも、快適な身体の状態をキープしたいですよね。
ここでカギを握るのが、もともとわたしたちの身体に備わっている自然治癒力です。
1杯のお茶を続けることで自然治癒力をサポート
会社の同僚が風邪をひいていたり、子供からうつされてしまったり、何かと菌をもらってしまうシチュエーションって、日常生活の中でも多いのではないでしょうか。
そんなとき、人間の身体に備わっている外敵から守ってくれるシステムが、体の中に異物が入ろうとすると細胞が戦い攻撃をして、抵抗する働きがあります。
実は、その免疫機能の80%は腸にあり、残りの2割は呼吸器や皮膚や血液に。
しかし、これは加齢に伴って老化していきます。
「もうすぐ35歳。いつもヘルシーな状態でいたいけれど、今ある生活環境を大きく変えるのは、とってもパワーがいることだし、すぐには出来ないこともある...。」
「サプリメントも良いものはたくさんあるけど、薬のように飲まなきゃいけないとなると、どうも続きしない。」
そう思いながらわたしが実践したのは、毎日飲むお茶をハーブティーに変えてみることでした。
ハーブティーは数時間後には汗や尿になって排出されますが、続けることでハーブに含まれている抗酸化作用が体内で自然治癒力を補ってくれるようになります。
疲れたカラダをあたためて、疲労回復をしたい人におすすめのハーブティー3種ブレンド
日中は、食事中や食後にも飲みやすい味がいいなぁと思い、馴染みのあるハーブティーブレンドをよくチョイスしますが、実は、耳にしたり飲んだことがある人も多いと思われるこのお茶たちは、栄養補給をして身体の疲れを助けてくれるハーブティーなんです。
①マテ茶
自然環境が厳しい南米で生育するカルシウムや鉄分、ビタミンB、Cなどの栄養素を豊富に含むハーブ。パワーチャージをしたい方に。
(※微量のカフェインを含みます)
②ルイボス
南アフリカの最南端、シェダーパーク山脈の周辺にしか生息しない抗酸化作用が強い貴重なハーブ。温活中の方や活力がほしい方に。
③ローズマリー
強力な抗酸化作用をもつ全身性の強壮ハーブ。からだをを温めたい方に。
カフェなどでもよく見かけるハーブティーですが、日常的に使ってみると食事との相性もよく、オーガニック食材の食事を心がけるよりもさらりと続けることができるので、疲れが取れにくくなってきている30代の方におすすめしたいセルフケアです。
次の休日にはドライブして遠出。前から行きたかったライブへ行く楽しみも。
体調が安定することで得られた一番うれしい変化は、休日の楽しみが倍になったことです。
普段、ぐったりと昼過ぎまで寝ていたのに、たまには夫婦でドライブに行ってみる?と計画。
「行きたいけど、また今度・・・」と諦めていたライブを予約だって、「スタンディングだけど、スニーカーで楽しんで、エネルギーチャージして来よう!」と出かける気持ちが湧いてくる。
身体の状態をちょっと整えてみる。
お茶の時間を取ってみる。
その小さな行動が、自分の内側に余裕をもたらせてくれる。余裕が生まれると毎日をもう一歩楽しもうという循環がつくられていきます。
身体の余裕と時間の余裕はこんなにも比例しているのか、と体感としてわかってきます。
ぜひ、そんなお茶の時間を1日1回でも取り入れてみてくださいね。
今日ご紹介した日中のパワーチャージハーブ3種を入れたブレンドティーはこちらから▼
竹内 亜希子 Akiko Takeuchi
-植物療法士(フィトセラピスト)
-女性の健康経営推進員
-健康経営エキスパートアドバイザー
幼少より10年間シンガポールで暮らす。
帰国後、会社員として働く中で余白時間を奪われる社会の渦に揉まれ、20代半ばに坐骨神経痛を一年患い、根本改善のためにストレスケアにフォーカス。食生活改善と植物療法を実践し、3ヶ月で完治。
植物療法士として、働く世代の女性の心身のセルフケア、ストレスやホルモンバランスの体の変化をコントロールできる体質づくりを指導。
オリジナルハーブティーブレンド 販売、カフェ等の店舗向けオリジナルハーブティー商品企画・提供、大切な人とのヘルシーな時間を追求するカルチャーメディア『Documentary Gift 』を運営。
現在は、ヘルスケア企業にて、健康保険組合や企業に向けた生活習慣改善プログラムの提供・運営や健康経営推進、中でも女性の健康づくりに注力。
働く女性にとっての「からだにいい生き方」や予防のための「セルフケア」を継続する暮らしのつくり方を伝えている。
趣味:日々の楽しみは、心打つライブと毎日調合するハーブティー、そして家族と食卓を囲う時間。